- 開催日
- 10月16日(月)18:00~20:00(受講料:無料 定員:50名)
- 10月30日(月)18:00~20:00(受講料:無料 定員:50名)
- 11月06日(月)18:00~20:00(受講料:無料 定員:50名)
- 11月20日(月)18:00~20:00(受講料:無料 定員:50名)
- 11月27日(月)18:00~20:00(受講料:無料 定員:50名)
- 12月05日(火)18:00~20:00(受講料:無料 定員:50名)
- 開催場所
- 飯田橋キャンパス
- 団体名・氏名
-
- 舛本 直文 特任教授(首都大学東京特任教授)
- 大津 克哉(東海大学准教授)
- 田口 亜希(パラリンピアン)
- 田中 暢子(桐蔭横浜大学准教授)
- 添付データ
- オリンピック・パラリンピック伝道講座Ⅱ
概要
昨年度に実施された「オリンピック・パラリンピック伝道講座」に続くものです。今年度は、有識者やパラリンピアンを迎え、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて、両大会の原点や歴史、レガシー(遺産)などを振り返り、両大会は何のために開催されるのか、文化プログラム、環境プログラム、ボランティア参加、共生社会などについて基本的な知識や課題について学ぶ講座を実施します。
第1回 オリンピズムとは:オリンピックの教育運動・平和運動
日時:10月16日(月)18:00~20:00
講師:舛本 直文 首都大学東京特任教授
まず始めに、オリンピック・パラリンピック大会の根本概念であるオリンピズムやオリンピック・ムーブメント、さらには、オリンピックとパラリンピックの価値、あるいは、これまで積み上げてきたレガシー(遺産)等を振り返ってみましょう。そして、「スポーツ・文化・環境」という「オリンピズムの3 本柱(※)」を踏まえて、2020 年東京大会東京2020 大会に向けて、私たちは一体何ができるのか。
オリンピック文化プログラム、環境プログラム、ボランティア、国際交流、平和運動、教育活動など、様々な多様な関わり方を考えてみましょう。
(※)このオリンピズムの3 本柱についてはほとんど知られていません。1964 年東京大会では文化プログラムではなく、芸術展示でした。
第2回 文化プログラムは何のために:心身の調和か盛り上げか?
日時:10月30日(月)18:00~20:00
講師:舛本 直文 首都大学東京特任教授
IOC のオリピック憲章に定められているように、オリンピックは、スポーツと文化を通して、心身ともに調和のとれた若者を育て、平和な世界の構築に寄与しようとする教育運動であり平和運動なのです。
これをオリンピズムと呼びます。このため、オリンピックは競技だけでなく芸術も競技されたり、展示されたりしてきた歴史があります。現在では開催国の文化一般の紹介も含めた文化プログラムと変わってきています。 では、これまで芸術競技や芸術展示、あるいは文化プログラムはどのように行われてきたのでしょう。
開会式・閉会式を盛り上げるためのものでしょうか?これらを振り返り、そこから東京2020 大会の文化プログラムの在り方を皆さんと一緒に構想してみましょう。
第3回 ボランティア:どんな仕事?どのように準備?
日時:11月6日(月)18:00~20:00
講師:舛本 直文 首都大学東京特任教授
オリンピック・パラリンピック両大会を支えるボランティアの数は10万人以上もいます。
通常大会の2 年前から公式のボランティア募集が始まりますが、それまでには一体どうしたらよいのでしょうか?さらに、一体どのような仕事内容があるのでしょうか?どうすればボランティアとして参加できるのか、その準備はどうしたらよいのでしょうか?これまでのオリンピック大会やユースオリンピック大会に関わってきた講師によって、ボランティアにお世話になった立場から今までの経験を元に、東京2020 大会に向けたボランティアへの準備などについて考えてみましょう。
第4回 環境プログラム:どのような課題が?
日時:11月20日(月)18:00~20:00
講師:大津 克哉 東海大学准教授
オリンピズムの3本柱に「環境」があります。最近は「サステイナビリティ=持続可能な社会」という枠の中で取り組まれている「環境プログラム」ですが、これまでIOCはこれまでどのような取り組みをしてきたのでしょうか?IOCは国連とはどのような協調活動をしているのでしょうか?各大会の組織委員会はどのようなことに取り組んできたのでしょうか?現在、東京2020大会の組織委員会はどのようなことに取り組んでいて、課題は何なのでしょうか?このようなことを一緒に考えてみましょう。
第5回 パラリンピアンと語ろう:共生社会に向けて
日時:11月27日(月)18:00~20:00
講師:田口 亜希 パラリンピアン
パラリンピアンとして2004 年のアテネ大会から3大会連続で射撃(ライフル)に出場し、7位入賞(2010年アジアパラ大会で3位銅メダル獲得)した選手ご自身から、パラリンピック大会の話を聞いてみませんか。田口さんは、2020年大会に向けて招致段階から関わり、現在はアスリート委員や、エンブレム選考委員、マスコット審査委員など、多くのテーマに関わりながらパラリンピック・ムーブメントを展開されています。
ご本人の実体験に基づいたお話から、Beyond 2020 が目指す「共生社会」に向けたレガシーや、そのための課題などについて語り合ってみましょう。
第6回 パラリンピック・ムーブメントとは?
日時:12月5日(火)18:00~20:00
講師:田中 暢子 桐蔭横浜大学准教授
パラリンピックはこれまでどのような歴史を辿ってきたのでしょうか?「パラリンピックの父」と呼ばれるルートヴィッヒ・グッドマン氏や「日本のパラリンピックの父」と称される中村裕医師の活動は、一体どのようなものだったのでしょうか?パラリンピックのシンボルマークの変遷や意味、「パラリンピック」という名称なども含め、パラリンピック・ムーブメントの基本的な内容を理解してみませんか?そして、東京2020 大会に向けた課題を確認してみましょう。
お申し込み方法
電話、FAX、インターネットにて受付
飯田橋キャンパス:平日9時~17時30分
会員でなくてもお申込みいただけます。お申込みは各回ごとに必要となります。
お問い合わせ TEL:03-3288-1050
- 申込みの受付は先着順となります。予めご了承ください。
- 申込みは受講者個人ごとに受付けます。人数だけの複数申込みはできません。
- 申込み時に、受講を希望する講座の講座コード(複数申込み可)を、明示してください。
- 各回、開講2週間前に「受講のご案内」のハガキを送付します。当日は、「受講のご案内」をご持参ください。
- ご住所を勤務先にされる方は、「会社名・部署名」を明示してください。(「受講のご案内」が届かない場合がございます)