2020未来社会研究プロジェクト東京湾の近隣自治体が保有する指定放射性廃棄物の安全な管理方法の確立

研究責任者
都市環境科学研究科 分子応用化学域吉田 博久 教授
関連教職員
  • 武井 孝 准教授
  • 中村 立子 客員研究員

プロジェクト概要

2011年3月11日の東日本大震災によって発生した東京電力福島第一原子力発電所の炉心溶融事故は、東日本一帯に大規模な放射性物質による環境汚染をもたらしました。この環境汚染は関東地方にも広範囲に及んでおり、特に東京湾に直接接している東京都、千葉県、神奈川県には高濃度に汚染された区域があります。千葉県柏市、東京都江東区ならびに墨田区では2011年~2012年の間に放射性物質を含む大気の流入により、河川、住宅、樹木などが汚染されました。広く報道された金町浄水場や都立水元公園の汚染については知られていますが、その後の対応についてはほとんど明らかにされていません。

そこで、本研究では、① 焼却灰からの水溶性放射性物質の分離、② 水溶性放射性物質の固定化、③ 分離後の焼却灰の固形化を実施し、具体的な対策手法を確立することを目的とします。東京湾を囲む各自治体が保管する指定放射性廃棄物を、安全に処理管理する手法を確立し、特に最も放射性セシウム濃度が高い焼却灰の安全な処理方法の確立が重要であると考えます。

プロジェクト報告

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