2020未来社会研究プロジェクト首都東京の老朽インフラ施設の安全・安心対策および循環型都市の形成に関する研究

研究責任者
都市環境科学研究科 都市基盤環境学域 宇治 公隆 教授
関連教職員
  • 西村 和夫 教授
  • 野上 那栄 教授
  • 上野 敦 准教授
  • 中村 一史 准教授
  • 土門 剛 助教
  • 大野 健太郎 助教
  • 岸 祐介 助教

プロジェクト概要

高度に都市化した東京には、膨大なインフラ施設(土木構造物群)が存在し、これらはほとんどが鋼構造物およびコンクリート構造物で、また3次元的に配置され、地下構造物から高架構造物まで様々な形態で混在しています。

全国に先駆けて近代化した東京には、既に長期間、供用されている構造物も多くあります。そのため、構造物の的確な診断ならびに高精度の現有性能評価をもとに、要求性能を満足するための補修・補強、また場合によっては解体・更新を適切に実施することが、首都機能の維持、高度防災都市の形成、および安全・安心な都市の形成において極めて重要かつ緊急の課題となっています。

一方、老朽化した構造物を更新する場合、廃棄物の発生を抑制し、新規に建設する構造物の環境負荷を低減すること、すなわち、資源循環型の環境都市の形成を実践することも、人口密集型の大都市にとって重要な課題であり、世界的な要請事項となっています。

本研究は、構造物のライフサイクルの中で、現有性能をもととした安全性評価、応急的または恒久的補修・補強の判断基準と方策、解体材の再利用、ならびに材料劣化を生じた既設構造物の耐震性評価を対象とし、各項目に対応する①予防保全を目的とした既設構造物の劣化状況と残存性能の評価法、②作業が制約される供用環境下での補修・補強法およびその効果、③再生材料を用いたコンクリートの特性評価と適用先の3テーマについて検討を行います。

プロジェクト報告

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